Made in Japanの象徴的な技術がトルコにもあります。なぜ、どのように機能するのかを解説します。
島精機製作所のWHOLEGARMENT®技術は、縫い目のないニット製品を一体成型する日本発の革新的な製法です。廃棄ロスが最小化され、縫製工程が不要で、フィット感も優れています。この技術はトルコのガジアンテップにも導入されており、日本国内製造と同じ設備で量産が行われています。設備が同じであれば、技術水準も同様に訓練されます。違いは生産コストと納期にあります。
通常の横編みは前身頃・後身頃・袖を別々に編んで縫い合わせます。WHOLEGARMENTは「立体的に一体で編む」ため縫い目が存在しません。着心地と耐久性が向上します。
パターン縫製のような裁断ロスがなく、素材歩留まりがほぼ100%。廃棄繊維を減らしたいブランドにとってサステナビリティ上の強みになります。
段染め・グラデーション・複雑な柄・異なる素材の組み合わせを1台の機械で実現できます。フルファッションとは異なる表現域を持ちます。
島精機のMACH2XSシリーズ(WHOLEGARMENT専用機)が必要です。すべての工場が保有しているわけではなく、設備投資が能力の指標になります。
トルコのガジアンテップは横編みニット製造の世界的なクラスターです。欧州ブランド向けの長年の輸出実績があり、島精機・ストールCMSへの設備投資が蓄積しています。当社はMACH2XS・ストールCMSを保有し、WHOLEGARMENT及び高ゲージ精密横編みに対応しています。Made in Japanブランドの補完製造、またはアウトソース先として機能できます。
国内の島精機工場(蒲郡・和歌山・長野など)は高単価・少量・職人仕様に特化しています。トルコでの量産はその「高コスト・小ロット」制約を補完するポジションです。同じ技術・仕様で量産ラインを持つことで、ブランドは国内職人技の象徴的なラインと、スケーラブルな量産ラインを使い分けることができます。競合ではなく分業です。
当社のWHOLEGARMENT生産実績と設備について、サンプルと機械リストを含む資料をご提供できます。まずはお気軽にご連絡ください。